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期待値競馬

歴史
期待値を競馬に活かすという発想は1990年代から浸透してきました。
その大きなきっかけは、『TARGET(現在はTARGET frontier JV)』という競馬ソフトの普及にあります。
『TARGET frontier JV』とは、JRAのデータ(競馬情報)を、ユーザーに使用しやすくしたデータベース検索ソフトです。
このソフトのおかげで競馬情報が管理しやすくなり、期待値競馬という発想が生まれました。
現在もなお、競馬ソフトウェアの大部分のシェアを誇っており、競馬を少しかじった方なら期待値という言葉は周知の事実でしょう。

概要
期待値とは確率と確率変数を掛けた総和を取ったものです。
競馬に関して述べると、自分の賭ける競走馬が一着になる確率と、その賭け方での倍率(オッズ)を掛けたものが期待値になります。
仮に、賭け馬が一着になる確率10%の競走馬のオッズが20倍の場合、期待値は「2」になります。
期待値の求め方は以下の数式で算出します。

期待値=賭けたい競走馬が一着になる確率×買い目の倍率(オッズ)

もう少し砕いて言うと

期待値=買い目が当たる確率×買い目の倍率(オッズ)

これらの数式から算出した期待値が『1』以上の馬券なら収支はプラスになり、『1』以下の馬券なら収支はマイナスになります。
なぜ期待値が『1』でなければならないのか。
ギャンブルの類は全て胴元が総売上額から数%を取り分として徴収し、残りを配当金として当選者に配分します。
以下、主要ギャンブルの胴元の取り分。

・競馬:約25%(単勝・複勝の場合20%)
・競艇:25%
・宝くじ:約50~60%
・パチンコ:約90~95%


配当の約25%は常にJRAに徴収されているので、期待値の平均は『0.75』とになります。
期待値が大きくなると、必然的に利幅も大きくなります。
こういった理由から、期待値を競馬予想に活用されている方は常に『1』を超えることを念頭に置いているということになります。
直接金額を割り出す場合には以下の数式で算出します。

期待値(単位:円)=買い目が当たる確率×配当金-買い目が当たらない確率×賭け金(外れた場合に失う金額)

この数式から算出した期待値(単位:円)がマイナスでなければ、収支がプラスになります。
期待値で競馬の買い目を決める際に最も重要なのは、買い目が当たる確率(的中率)を正しく導き出すということです。