ホーム / 競走馬 / 血統書

血統書

概要
血統書とはサラブレッドを定義付ける資格/書面となります。
『どこの馬の骨ともわからない』の語源とは違いますが、競馬場で走る馬は全て、素性を証明する血統書がないと走れません。
以下に、馬の血統書に関連する機関/組織を紹介します。

ジェネラルスタッドブック
ジョッキークラブ事務局長のジェームズ・ウェザビーが、サラブレッドの基準を初めて定めた血統書がジェネラルスタッドブックです。
第1巻は1791年に刊行され、多くの変遷を辿り1949年の第31巻を以って最終巻となりました。
現在のサラブレッドという定義を確立するのに大きな貢献をし、血統の管理に大きな役割を果たしました。
頻繁に使われる『サラブレッド』という言葉は、1821年に刊行された第2巻に登場したのが初と言われています。

国際血統書委員会
現在のサラブレッドの定義を定めると同時に、各国のサラブレッド系(ノンサラブレッド)をサラブレッドへ昇格させる条件も定めている国際機関です。
スタッドブック(血統書)管理の国際標準化を推し進めており、世界の76の国と地域が参加しています。(※2011年度)
国と地域の検査格差や、血統登録の厳格化に努めています。

財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
こちらの財団では主に軽種馬の登録/登録書の発行と、海外/国内競馬の情報収集及び情報提供を事業としています。
JRAの関係機関でもあり、国際血統書委員会にも出席しています。
ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの血統書サービスに登録すると、以下の競走馬に関する詳細な情報の閲覧が可能になります。

1.統計データベース
2.種雌馬繁殖成績
3.父馬別血統登録馬
4.父馬別繁殖登録馬
5.馬検索
6.輸出入馬
7.輸入馬到着情報
8.供用種雄馬
9.種付け雌馬一覧
10.繁殖登録馬情報
11.五代血統表

余談
血統書が誕生した背景には、各々独自の管理手法を用いていたことも問題とされていました。
血統書の一元管理を目指す一方で、輸出輸入の際に血統書を紛失するといったこともあり、曖昧な状態での管理を余儀なくされていました。
時代は進み、ルールはある程度統一の方向に進みましたが、最近までは親子関係を証明する手法にも問題がありました。
血縁を検証する際に、以前は血液型で行われており、1/100、2/100ほどの誤差が生じていたのです。
現在はDNAでの検証が可能になり、誤差はほぼ0に近い水準にまで高められました。
競走馬の首にはICチップが埋め込まれるようになりました。
ありえないと思いますが、埋め込みミスがない限り正確な管理は保たれるでしょう。